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年末年始に体調を崩す社員が増える理由~企業ができる予防策~

はじめに

年末年始は多くの企業で休暇が長期化する時期ですが、その前後で社員の体調不良が増える傾向があります。体調不良による欠勤や業務効率の低下は企業活動に大きな影響を与えるため、早めの対策が必要です。本記事では、なぜ年末年始に体調を崩す社員が増えるのか、その原因を分かりやすく解説し、企業として取り組むべき予防策をまとめました。

年末年始に体調不良が増える主な理由

季節性の感染症(インフルエンザ・風邪・胃腸炎)

年末年始はインフルエンザや風邪などの感染症が流行する季節です。寒い気候条件によりウイルスが活発になり、室内で過ごす時間が増えることで飛沫感染のリスクが高まります。また帰省や旅行で多くの人と接触する機会が増え、感染拡大の要因になります。

特にインフルエンザは発症すると高熱や倦怠感が強く、数日間の休養が必要となるため、企業としては非常に注意が必要です。

生活リズムの乱れ

年末年始は通常の勤務リズムから大きく外れ、夜更かしや昼夜逆転など生活リズムが乱れがちです。睡眠不足や不規則な生活は免疫力の低下につながり、体調を崩すリスクを高めます。

特に長期休暇明けは、急に早起きや通勤が再開することで体調不良を引き起こす社員が多く見られます。

飲酒・暴飲暴食

忘年会や新年会、帰省先でのご馳走などで飲酒や暴飲暴食をする機会が多くなります。過度なアルコール摂取や脂質・糖質の多い食事は、胃腸への負担や睡眠の質低下を招き、結果として体調不良の原因になります。

また、食べ過ぎ・飲み過ぎによる消化不良や二日酔いで仕事が手につかないケースも少なくありません。

ストレスと疲労の蓄積

年末は仕事の締めや業務の繁忙が重なりやすく、忙しさからくるストレスや疲労が蓄積しがちです。休暇中にリフレッシュできない場合、長期休暇後に体調不良として表面化することがあります。

また、帰省や家族行事で気疲れすることで心身のストレスが高まり、体調を崩す要因になっているケースもあります。

帰省や旅行による移動負荷

長距離移動や渋滞による身体的負荷、普段と違う環境で過ごすことによる疲労なども体調不良の一因です。特に高齢者を含む家族を訪問する場合、サポート役として身体的・精神的な負担が増えることがあります。

企業ができる予防策

企業が年末年始の体調不良を防ぐために取り組める施策は多岐にわたります。ここでは実践的な予防策を紹介します。

社内コミュニケーションと健康教育

まず重要なのは、企業内での健康意識の向上です。年末に向けて以下のような健康情報を共有しましょう。

  • 冬季の感染症に関する情報
  • 生活リズムを崩さないための睡眠・食事のポイント
  • 飲酒・食べ過ぎによるリスクと節度ある行動の呼びかけ

定期的な社内メールやポータルサイトによる情報発信、健康セミナーの実施などが効果的です。

感染症対策の徹底

感染症予防は企業として必須の対策です。具体的には以下を実施します。

  • 手洗い・うがいの奨励
  • 消毒液の設置
  • マスク着用の推奨(流行状況に応じて)
  • オフィスの換気・清掃

また、インフルエンザ予防接種の補助制度を設けることで、社員の予防意識を高めることもできます。

ワークライフバランスの推進

長時間労働や無理なスケジュールは体調不良を招く大きな要因です。年末に向けて業務負荷を調整し、計画的な休暇取得を促すことが重要です。

  • 年末繁忙期のタスク分散
  • リモートワークの活用
  • フレックスタイム制の導入

これにより社員が無理なく仕事を終え、充実した休暇を過ごせる環境を整えることができます。

メンタルヘルス対策

ストレスが体調不良につながるケースは少なくありません。企業として以下の施策を用意しましょう。

  • ストレスチェック制度の実施
  • カウンセリング窓口の設置
  • 上司による1on1面談の促進

社員が気軽に相談できる体制を整えることで、休暇前後の不調を早期に発見・対応できます。

休暇前後の業務調整

長期休暇の前後は業務が集中しやすく、体調不良が発生しやすい時期です。以下の対応が効果的です。

  • 休暇前の業務の平準化
  • 休暇明けのシンプルなタスク設計
  • 欠勤時の業務フォロー体制の構築

これにより、休暇後の急激な負荷増加を緩和できます。

ケーススタディ:予防策を実施した企業の成果

ある企業では、年末に向けた健康教育と感染症対策を徹底した結果、年明けの体調不良による欠勤率が前年より30%低下したというデータがあります。また、インフルエンザ予防接種補助制度を導入することで、社員の接種率が向上し、流行期間中の感染者数が減少しました。

これらの成果は、企業が社員の健康を戦略的に考え実行した結果です。

まとめ ~予防こそ最大の健康戦略

年末年始に体調を崩す社員が増える背景には、季節性感染症、生活リズムの乱れ、飲酒・暴飲暴食、ストレス、移動負荷など複数の要因があります。しかし、企業が事前に健康教育や感染症対策、ワークライフバランスの推進、メンタルヘルス支援を行うことで、多くの体調不良は予防可能です。

社員一人ひとりの健康が企業の生産性や組織の強さにつながることを意識し、年末年始を健康に過ごせる環境作りを進めていきましょう。

株式会社NoLaBoが提供する産業保健サービス

弊社はメディカルフィットネス事業と産業保健サービスを主軸にし、「健康と運動を通してたくさんの人を幸せにする」ための事業展開をしております。
厚生労働省認定のメディカルフィットネスで医学的な運動食事指導を、産業医、産業看護職、リハ職などが一つのチームとなり顧問先企業をサポートする、日本で唯一の産業保健サービスが行える企業でございます。

【代表紹介】 野呂 昇平
野呂 昇平

略歴
2013年 旭川医科大学医学部医学科卒業、医師免許取得。
脳神経外科学、救急医学をベースに大学での臨床研究や多くの手術症例を経験。
より多くの人を幸せにするため2021年2月、株式会社NoLaBoを設立。

  • 救急科専門医
  • 産業衛生専攻医
  • 脳神経外科専門医
  • 脳卒中専門医
  • 脳血管内治療専門医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 産業医
  • 労働衛生コンサルタント
  • 健康経営エキスパートアドバイザー
  • 健康運動指導士
  • 公認パーソナルトレーナー(NSCA-CSCS/CPT)

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