「社員にインフルエンザ予防接種を受けさせたいが、外来での接種は日程調整が大変」
「施設に入所している方にワクチンを打ちたいが、通院が難しい」
「集団で予防接種を効率的に実施できるしくみがあれば検討したい」
こうしたニーズをお持ちの企業・団体の皆さまへ、産業医の立場からお勧めいたします。

本記事では、出張予防接種の概要、対象、メリット、注意点、導入の流れを産業医の視点から解説いたします。

出張予防接種とは

「出張予防接種」とは、当院の医師・看護師が御社の指定施設や事業所へ訪問し、対象者にワクチンを接種するサービスです。
基本的にはインフルエンザワクチンを対象としております（10月～11月）
個人の健康を守るだけでなく、集団生活や職場における感染拡大の抑制にもつながります。
※ただし、実施にあたっては医療法・予防接種法・労働安全衛生法等の法的留意点があるため、医療機関として適切な体制整備のもと実施いたします。株式会社NoLaBoでは札幌市西区の「グッドライフクリニック西町南」が予防接種の実施機関となります。

出張予防接種サービスの対象となる法人・団体

以下のような法人・団体様にご検討いただけます。

• 企業（従業員を対象とした職場内接種）
  
• 介護施設・高齢者施設（職員・入所者）
  
• 学校法人（教職員・生徒）
  
• 地域の自治会、サークル、その他団体
  

※ 原則として 20名以上 の接種希望者がいる団体を対象としています。人数が少ない場合でも、一度ご相談ください！

出張接種を導入するメリット

① 移動・通院の負担軽減

通院が難しい高齢者施設や保育施設などの利用者に対しても、医療スタッフが現地に赴くことで、接種へのハードルを下げられます。

② 職場・施設内でまとめて実施可能

従業員の健康管理を企業が主体的に行う「健康経営」の中で、職場で短時間に接種を行える体制は、業務への影響を最小限に抑えることが可能です。

③ 感染症予防による事業継続性の確保

例えばインフルエンザや、併せて考えられる新型コロナウイルス等の流行時に、集団感染が発生すると職場や施設運営に大きな影響が出ます。出張予防接種は、そうしたリスク低減に資する取り組みです。 

実施までの流れ

詳細な流れや料金については「グッドライフクリニック西町南」のホームページをご確認ください

https://goodlifeclinic.co.jp/influenza-vaccine-conpany

よくあるご質問（FAQ）

Q：少ない人数でも来てもらえますか？
A：原則20名以上を対象としていますが、状況に応じて柔軟に対応可能です。まずはご相談ください。

Q：副反応が心配です。
A：接種前には医師による問診を行い、安全を配慮したうえで実施します。接種当日は医師・看護師が常駐し、体調変化にも即時に対応できる体制を整えています。 

Q：職員だけでなくご家族も対象になりますか？
A：団体様のご希望によっては、職員のご家族を含めることも可能です。対象者の範囲については事前にご相談ください。

企業・施設における「予防」の重要性

企業の健康経営が注目される中、職域接種や健康診断などの実施がスタンダードとなりつつあります。従業員の健康管理体制を整えることは、企業の円滑な活動継続や従業員満足度の向上にもつながります。
また、介護施設・保育施設においては、インフルエンザやコロナウイルス等の流行により施設を一時的に閉鎖せざるを得ないリスクを回避するためにも、職員・利用者双方の健康確保が重要です。職員の健康を守ることが、結果として施設・地域の信頼性を高めることにもつながります。

まとめ

札幌市内の法人・団体の皆さまへ、弊社がご紹介する出張予防接種サービスは、職場・施設で効率的にワクチン接種を実施できるしくみです。感染症対策として早めの計画・準備が重要です。職員や施設利用者の皆さまが安心して日常・業務を送れるよう、サポートいたします。