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熱中症警戒アラートとは?発令基準・対策・通知方法を徹底解説!

熱中症警戒アラート アイキャッチ

はじめに

近年、猛暑の影響で「熱中症警戒アラート」の発令が増加しています。熱中症による救急搬送や死亡例も後を絶たず、事前の対策が重要です。本記事では、熱中症警戒アラートの発令基準・通知方法・対策法について、最新情報を交えてわかりやすく解説します。


熱中症警戒アラートとは?

「熱中症警戒アラート」は、環境省と気象庁が共同で発表する注意喚起情報です。熱中症のリスクが特に高まると予想される日の前日17時ごろまたは当日5時ごろに発令されます。

主な目的

  • 命に関わる高リスク日の可視化
  • 高齢者や子ども、屋外作業者への早期注意喚起
  • 地域社会・企業・学校の熱中症予防行動の促進

アラート発令の基準とは?

発令の基準となるのは「暑さ指数(WBGT)」です。

地域発令基準(WBGT)
全地域33以上

※WBGT:気温・湿度・輻射熱を総合した「熱ストレスの指標」


アラートが発令されたら何をすべき?

熱中症警戒アラートが発令された際は、以下の予防行動を心がけましょう。

一般向け対策

  • 不要不急の外出は控える
  • 室内でも冷房の使用をためらわない
  • こまめな水分・塩分補給
  • 高齢者や子ども、持病のある人の見守り

企業・学校向け

  • 屋外作業・運動の中止または短縮
  • 作業時間の分散(早朝・夕方へ移行)
  • WBGT計による暑さ指数の常時確認
  • 冷却スペースや水分補給場所の設置

どこで確認できる?通知方法は?

熱中症警戒アラートは、以下の方法で確認・受信できます。

  • 環境省の熱中症予防情報サイト
  • 気象庁の熱中症アラート情報
  • LINEやTwitterでの通知サービス登録
  • 自治体や学校・企業からの一斉通知

なぜ熱中症警戒アラートが重要なのか?

熱中症は、重症化すると命に関わる緊急疾患です。特に高齢者は、暑さを感じにくく、水分補給も遅れがちです。アラートの導入により、「まだ大丈夫」という油断を防ぎ、予防行動のきっかけになります。


まとめ|アラートを活用して命を守ろう

熱中症警戒アラートは、命を守る行動のスタートラインです。発令されたら無理をせず、涼しい環境で安全に過ごしましょう。家庭・職場・地域で情報を共有し、「気づいて・知らせて・守る」意識を持ちましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. アラートが出ていない日も熱中症の危険はありますか?

→ はい。湿度や体調によってはアラート未発令日でも発症リスクがあります。こまめな水分補給を心がけましょう。

Q2. WBGT計はどこで買えますか?

→ 家電量販店やオンラインショップで購入可能です。「熱中症計」という名前でも販売されています。

【産業医について】

弊社はメディカルフィットネス事業と産業保健サービスを主軸にし、「健康と運動を通してたくさんの人を幸せにする」ための事業展開をしております。
厚生労働省認定のメディカルフィットネスで医学的な運動食事指導を、産業医、産業看護職、リハ職などが一つのチームとなり顧問先企業をサポートする、日本で唯一の産業保健サービスが行える企業でございます。

【代表紹介】 野呂 昇平
野呂 昇平

略歴
2013年 旭川医科大学医学部医学科卒業、医師免許取得。
脳神経外科学、救急医学をベースに大学での臨床研究や多くの手術症例を経験。
より多くの人を幸せにするため2021年2月、株式会社NoLaBoを設立。

  • 救急科専門医
  • 産業衛生専攻医
  • 脳神経外科専門医
  • 脳卒中専門医
  • 脳血管内治療専門医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 産業医
  • 労働衛生コンサルタント
  • 健康経営エキスパートアドバイザー
  • 健康運動指導士
  • 公認パーソナルトレーナー(NSCA-CSCS/CPT)

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