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外食・会食が多い社員のための食事マネジメント

― 産業医が伝える「無理なく続く健康管理」の考え方 ―

はじめに ~外食・会食が多い働き方と健康課題~

営業職や管理職、経営層を中心に、外食や会食が日常化している社員は少なくありません。取引先との関係構築や社内外のコミュニケーションにおいて、会食は重要な業務の一部である一方、栄養バランスの乱れ、体重増加、生活習慣病リスクの上昇といった健康課題を抱えやすい側面もあります。

産業医の立場から見ると、「外食が多いから仕方がない」と健康管理を諦めてしまう社員ほど、将来的な疾病リスクを高めやすい傾向があります。本記事では、外食・会食が多い社員でも実践できる現実的な食事マネジメントの考え方を、企業の健康経営にも活かせる視点で解説します。

外食・会食が健康に与える主な影響

1. エネルギー・脂質の過剰摂取

外食メニューは味付けが濃く、脂質や糖質が多くなりがちです。特に夜の会食では摂取カロリーが高くなりやすく、体重増加や脂質異常症の原因となります。

2. 野菜・食物繊維不足

主菜中心のメニュー構成になりやすく、野菜や海藻、きのこ類が不足しやすい点も外食の特徴です。腸内環境の悪化や血糖値の急上昇につながります。

3. 飲酒量の増加

会食ではアルコール摂取量が増えやすく、肝機能障害や睡眠の質低下、翌日のパフォーマンス低下を招く可能性があります。

外食が多い社員でも実践できる食事マネジメントの基本

「完璧」を目指さず「選び方」を変える

産業保健の現場では、「外食をやめる」指導は現実的ではありません。重要なのは、外食の中でより良い選択をすることです。

基本の考え方

  • 主食・主菜・副菜を意識する
  • 揚げ物より「焼く・蒸す・煮る」を選ぶ
  • 野菜が少ない場合は意識的に追加する

実践しやすい具体的対策

昼食(外食・コンビニ利用時)

  • 定食スタイルを選び、丼物や麺類単品は避ける
  • ご飯は「少なめ」を選択
  • サラダや具だくさん味噌汁を追加する

昼食は午後の業務効率にも直結します。血糖値の急上昇を防ぐことが、生産性向上にもつながります。

夜の会食・接待

  • 和食中心の店を選ぶ(刺身、焼き魚、煮物)
  • 揚げ物はシェアして量を調整
  • 締めの炭水化物は控えめにする

会食の場では「食べない」よりも「食べ方を工夫する」姿勢が重要です。

飲酒時のポイント

  • 最初の一杯はビールでも、その後は蒸留酒やハイボールへ
  • チェイサー(水)を必ず併用
  • 週に2日は休肝日を設ける

翌日・翌週で調整する「リカバリー思考」

外食が続いた場合でも、帳尻合わせの発想が健康管理では重要です。

  • 翌日の朝食・昼食を軽めにする
  • 野菜・海藻・きのこ類を意識的に増やす
  • 軽い有酸素運動を取り入れる

この「調整力」を身につけることが、長期的な健康維持につながります。

企業として取り組むべき支援策

外食が多い社員の健康管理は、個人任せにするだけでは限界があります。企業側の支援が重要です。

産業医・保健師による支援例

  • 外食が多い社員向けの個別面談
  • 食事選択に関する具体的アドバイス
  • 健康診断結果を踏まえた行動目標設定

株式会社NoLaBoでは、企業の実情に合わせた産業医・保健師サービスを提供し、社員一人ひとりの生活スタイルに寄り添った健康支援を行っています。

まとめ ~外食が多くても健康は守れる~

外食や会食が多い働き方でも、「選び方」「食べ方」「調整の仕方」を意識することで、健康リスクは大きく下げることが可能です。
企業としても、外食が避けられない社員を前提とした現実的な健康支援を行うことが、結果的に生産性向上や離職防止につながります。

産業医の視点を取り入れた食事マネジメントを、ぜひ貴社の健康経営施策にお役立てください。

株式会社NoLaBoが提供する産業保健サービス

弊社はメディカルフィットネス事業と産業保健サービスを主軸にし、「健康と運動を通してたくさんの人を幸せにする」ための事業展開をしております。
厚生労働省認定のメディカルフィットネスで医学的な運動食事指導を、産業医、産業看護職、リハ職などが一つのチームとなり顧問先企業をサポートする、日本で唯一の産業保健サービスが行える企業でございます。

【代表紹介】 野呂 昇平
野呂 昇平

略歴
2013年 旭川医科大学医学部医学科卒業、医師免許取得。
脳神経外科学、救急医学をベースに大学での臨床研究や多くの手術症例を経験。
より多くの人を幸せにするため2021年2月、株式会社NoLaBoを設立。

  • 救急科専門医
  • 産業衛生専攻医
  • 脳神経外科専門医
  • 脳卒中専門医
  • 脳血管内治療専門医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 産業医
  • 労働衛生コンサルタント
  • 健康経営エキスパートアドバイザー
  • 健康運動指導士
  • 公認パーソナルトレーナー(NSCA-CSCS/CPT)

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